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舌下免疫療法:アレルギー性鼻炎の根本療法

舌下免疫療法

アレルギー性鼻炎は、空中の抗原を吸い込むことによって、鼻粘膜の抗体が反応しくしゃみ、鼻水、鼻づまりを生じるアレルギー反応です。よくある抗原として、スギ、ヒノキ、ダニ(いわゆるハウスダスト)などがあります。

この抗原を舌下部の口の粘膜から吸収させることによって徐々に体を慣らしていき、アレルギー反応を起こさなくなるようにするのが『舌下免疫療法』です。理論的には、制御性T細胞を誘導することで、抗体産生をストップさせます。舌下部というのは、舌の下面と歯茎の間の平らな部分です。

現在、スギとダニに対し治療できます。
ただし、3年ぐらいかかります。(2年では治療効果が長持ちしないようです。)12歳から治療可能です。しかしながら、いずれ開始年齢は引き下げられる見通しです。治療効果が出始めるのに最低3か月はかかります。
毎月1回受診してもらい、アレルギーの状態をチェックします。

くすり代は、スギが、毎月1,000円ぐらい、ダニが2,000円ぐらいです。
治療に伴う副作用として、くすりを垂らしたり、錠剤を置いたりする舌下部の腫れが一番多いです。その他、かゆみ、せき、薬の通過経路である食道や胃の痛みがあります。

これらの副作用は、多くは数週間ぐらいで無くなります。治療を考えておられる方には、それぞれの薬のパンフレットを読んでいただき、細かい点まで知っていただいています。

当院の治療実績をご紹介します。

スギ花粉症の治療成績

24名(男女同数。2017年5月現在)の患者様のうち、治療を開始してからスギの飛散期を経験し、治療効果を検証できた方が15名。症状の程度が改善された方が87%(13名)、無効1名、悪化された方が7%(1名)でした。これは、発売前の治療成績と一致しています。

87%は、かなり良好な成績です。

治療前の状態として、鼻閉の強い人が多かったという特徴がありました。
副作用は、2名に1か月以内の口の粘膜の腫れがみられました。また、重篤な副作用はありませんでした。

ダニアレルギーの治療成績

31名(男性20名、女性11名。2017年5月現在)の患者様のうち、3か月未満の方7名は治療効果が出ない時期なので成績の検討から外しました。また、9名の治療中断された方も検討から外しました。結局15名の方について検討しました。

症状の程度が改善された方が、15名 100%でした。これは症例数が少ないため、たまたま成績がよく見えているだけだと思っています。発売前の治療成績の80%ぐらいが、正しい数字だと思われます。

治療中断された方は、7名が副作用によるものでした。

胃痛 2
掻痒感の増悪 1
気分不良 1
口腔底腫脹 2
耳のかゆみ 1

副作用全体としては中断例も含めて全部で31名中、10名 32.3%に見られ、うち5名が口の粘膜の腫れでした。
しかし、治療続けた方は、かなり鼻閉や鼻水が軽くなってきています。

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